新たな発見があった!沈黙のwebライティングを2回目読み返してみた感想
新たな発見があった!沈黙のwebライティングを2回目読み返してみた感想
こんにちは、最近ゲームや漫画に忙しくて仕事ができていないゲオtkです。
僕の仕事は、WEBサイト制作のお仕事なのですが、調子のよいときだけ頑張れたり
テンションがのらない時は、全然仕事に取り掛かれなかったりでものすごい波があります。
そこで過去に読んだ仕事に関わる本を思い返すと、結構忘れていることがあるので読み返すことを最近しています。
その1つがこの 沈黙の webライティングです。
沈黙のwebライティングはSEOライティングをやる人ならだれもが知っている
現在も含めてかなり長い期間ビジネス書ランキングにランクインする大・大ヒットベストセラー書籍です。
元々は
WEB版で公開されていて
大ヒットしたコンテンツが書籍化されたものです。
書籍化された後にすぐに購入し凄い面白いなぁと思い1本の映画や漫画を読むように
さらっと読み終えてしまいました。
今回、もう1回読もうと思ったのは、この本の著書
ウェブライダー松尾さんのライティング動画を購入したり、
WEBライダー松尾さんのセミナーに参加することによって凄い勉強になるなぁとおもったのですが、まだ明確に理解できない部分はこの動画を買うに当たっての課題図書である、沈黙のwebライティングの読み込みが浅いのではないかと思ったからです。
ではこれから新たに気づいた点を書いていきます。
沈黙のwebライティングで新たに気づいた点 2つ
沈黙のwebライティングで新たに気づいた点というか1回読んだだけでは気づけなかった点を書きますね。
本書でも紹介している
ダニエルカーネマンのファスト&スローについてです。
この本の説明に出てくるファスト&スローのシステム1とシステム2についてです。
読み手の脳の負担を減らすシステム1直観的思考に配慮した文章
直観的な部分というは無意識的な部分にあたります。
システム1
脳の負担を下げるために自動的に高速(fast)で動く思考。
物事を直観的に理解しようとする。
[システム1に配慮した文章]
心理的な負担がさがるくらいに見やすい文章
配慮するには文章の読みやすさですね。
改行したりとか、どこに情報をが書かれているか文章構成を整理する点です。
ここまでは自分もできていましたが、
感情表現をいれ、自分事化による共感の誘発
これができていませんでした。
自分の事に関係ないと思うとユーザーは文章をよんでくれないので自分の事と関係あるなぁと思ってくれないとそもそも読まれないということですね。
心理学でカクテルパーティー効果の事も本書で言及されています。
カクテルパーティー効果とは、お酒の席でガヤガヤした空間でも自分に関係あるな!
と思うことは自然に耳に入ってくる効果の事をカクテルパーティ効果と呼ばれています。
自分の事に関係があるという事を書かないと読まれません。
それは
本書では感情表現です。
特にカギカッコで囲まれている部分です。
■感情表現に当たる箇所
「栃木にはどんな温泉があるのか知りたい」
「都会を離れ、心からリラックスできる温泉旅館を探している」
「数が多すぎて、どの旅館がいいか選びきれない」
「日頃の忙しさから解放されて、たまにはひとりで優雅にのんびりしてみたい」
「大自然に囲まれた空間に身を置き、ひとりきりでじっくり考え事をしたい」
「日頃、親孝行がなかなかできていないので、自分の親に素敵な旅行をプレゼントしたい」
「心配りの行き届いた場所で、心おきなく羽を伸ばせる時間を自分の親に過ごしてほしい」
「そろそろ恩返ししたいな・・・・」
「私たちができなかった親孝行。みやび屋にご宿泊いただくお客様にその機会を送りたい」
この部分ですね。
今まで自分が書いた文章ではこの章を読んだつもりでもできていませんでした。
つぎに
読み手の脳の負担を減らすシステム2論理的に理解しやすい文章
論理的に理解しやすい文章です。
システム2
複雑な計算など、注意力を要する作業が必要な際に、慎重かつゆっくり(slow)動く思考。
物事を論理的に理解しようとする。
[システム2に配慮した文章]
論理的にわかりやすい(理解しやすい)文章
論理的に理解しやすい文章とはどうするかというと
何故⇒何故⇒何故と問いを繰り返してできる文章を作ることです。
これはWEBライティングセミナー2018では
社内で話し合ってディスカッションするのが良いといわれていましたが
個人でも
セルフディスカッションすることによって
何故⇒何故⇒何故 という文章ができるとのことです。
論理的に理解する文章が書けるようになるには、ネットの文章でなくて
書籍で長い論理が語られているものを読んだ方が勉強になるとのことです。
WEBライダーセミナー2018では
何故⇒何故⇒何故が学べる良書として
が理解しやすいとおすすめしていました。
システム1の感情に配慮した自分毎化する文章は時間をかければコツを掴めそうな気がしますが、なかなか
何故⇒何故⇒何故といった論理的な文章をしっかり書いた長文は経験を積まないと作ることは難しいと思います。
このためにはマインドマップで内容を整理すればよいといわれています。
【マインドマップの使い方】思考整理 - マインドマップの学校
上記サイトが参考になります。
また、手で書かなくても
ホーム: 無料で使えるマインドマップ ソフト | XMind
無料ソフトを使っても良いと思います。
以上が改めて気づいた点です。
もっと深く知りたい人は
この2つを購入すれば学びはさらに深いものとなるでしょう。
私は2つとも購入し今でも繰り返し動画を拝聴しています。
まとめ
書籍を2回読み返すことによって1度は理解していたと思ったことが理解できなった理由がわかったり、
WEBライダー松尾さんのセミナー動画や
WEBライダー松尾さんのライティングオプションセミナー
で言っていることは沈黙のwebライティングをもっともっと読み込んでいないと理解が深まらないなと思い反省して読んでいるところです。
2017年の動画では
短期記憶と長期記憶の話が出てきます。
瞬間的に覚えられるものは短期的に記憶できるけど長い間脳に記憶させる長期記憶に切り替えるには、短期記憶の積み重ね⇒つまり何度も本や動画を繰り返し復習して読む
事が大事だと語られています。
WEBライティングやインターネットで文章を発信する人は必ず読んだ方がよい良書なので手に取ってみてください。