今日もゲオ日和(びより)

geo で借りた映画・やDVD・漫画、購入したゲームなどを語っていきます。

書くスキルUPすぐできる!伝わる文章の書き方 確実に文章力がつく!7つのステップ 赤羽博之 書評 感想

 

書くスキルUPすぐできる!伝わる文章の書き方 確実に文章力がつく!7つのステップ 赤羽博之 書評 感想

f:id:takeyamasatoru:20180304235651j:plain

書くスキルUP すぐできる! 伝わる文章の書き方 確実に文章力がつく! 7つのステップ

 

こんにちは ゲオTKです。
 
文章を書くスキルを今一度見直そうと思い、
 
文章のスキルUP系の本を購入しました。
 
文章を書くことは自己流でやってきました。
 
「なんとなくこれでいいや~」
 
的な感覚で書いていくとそれなりに書けてしまいます。
 
しかし、
 
文章を書くことで一番大事なことは
    
情報を適切に相手に伝える事です。
 
文章を書いても
 
相手に伝わらなければ
 
「馬の耳に念仏」
 
になってしまうんですよね。
 
そこで今回は アマゾンレビューの評価も高い
 
 
という本を購入し読み終わったのでレビューいたします。

書くスキルUPすぐできる!伝わる文章の書き方 確実に文章力がつく!7つのステップの目次

 

ステップ1 短く書く
 
01 意味のないことは書かない
02 過剰な説明は大胆に削る
03 一文を短く書く
04 長い分は、まず2つに分ける
05 書き出しのキレをアップさせる
column 1  書く前の考えよう 誰が読むのか?
 
ステップ2 同じ言葉は省く
 
01 同じ言葉の重複を省く
02 同じ意味の言葉の重複も省く
03「こと」「もの」 の重複を解消する
04「の」の連用は2回まで
05漢字、ひらがな、カタカナの連続に注意
column2 書く前に考えよう 目的は何か?
 
ステップ3 言葉を丁寧に選ぶ
01 文体を統一する
02 話し言葉は使わない
03 「子供っぽい」表現に注意する
04 回りくどい表現を避ける
05 ポイントを絞る
06 日本語はフレーズごと自分のものにする
07 表記ルールはその場の「流儀」を尊重する
 
ステップ4 より具体的に書く
01 具体的に書く
02 普通の言葉で書く
03 自分の言葉で書く
04 避けたい「手あかまみれ」の表現
05 発する言葉に責任を持つ
column 文章の素材集め~書店は最強の武器になる
 
ステップ5 リズムと流れを考える
01 句読点は考え抜いて打つ
02 「~と思う」で文末を閉めない
03 文末の工夫でリズムよく読める文章に
04 コメントや心の動きは「 」で立体的に
05 「プラスのメッセージ」を心掛ける
06 改行、段落を意識する
column キーワードで骨組み(構成)をつくる
 
ステップ6 言葉を入れ換える
01 語順を換えて「強調」する
02 「近づける」「始末をつける」主語・述語の基本ルール
03 「近づけて読みやすく」修飾の基本ルール①
04 「長から短へ」修飾の基本ルール②
05 「全体から部分へ」修飾の基本ルール③
column 文章は「引き算」で書く
 
ステップ7 書いた文章を読み返す
 
01 伝わる文章は推敲から生まれる
02 実践推敲術 [1] プリントアウトする
03 実践推敲術 [2] 徹底的に音読する
04 実践推敲術 [3] 時間を置いてから読む
05 実践推敲術 [4] 第3者に読んでもらう
06 実践推敲術 [5] プロのチェック法
07 「ことばの森」を育てよう!
 
 
おわりに
 
書くことに「唯一の正解」はありません。
 
目次は上記のような構成で7つのステップで構成されています。

事例のOK例とNG例で分かりやすい

文章のスキルアップ系の本はたくさん読んできましたが
 
小難しいルール説明が多く読んでいても面白くなくつまらないものが多いです。
 
しかし、
 
この本は 初めにNGの例題がでて
 
どうすれば適切な文章になるか説明した後
 
正しい文章が解説されるので非常に分かりやすく
 
「へぇーなるほど! 確かにNGの文章を修正したら文体が読みやすく伝わりやすい。」
 
となるので頭に入りやすく理解しやすいです。
 
こんな感じで例題がでます。

文章の例題(具体的に書く)

具体的に文章を書く事の例題を上げます。
 
NG例題
私には長年の営業経験があります。とくに医薬品の分野では仕事人生の大半の時間をかけ、
第一線を走り続けてきました。
 
↓これをより具体的に書くと
 
OK例題
 
私には22年の営業経験があります。 とくに医療品の分野では17年間
第一線を走り続けてきました。
 
数字を使うとより具体的になり伝わりやすいというのがわかる例です。

文章の例題 「の」の連用は2回まで

「の」の連用は2回まで の例題を上げます。
 
NG例題
離婚後女性生活救済や、 女性高齢者低所得問題を改善するため、
年金制度の改革が始まりました。
 
↓このように3つ以上重なっているので、削除や表現の変更で流れをよくすると
 
OK例題
 
離婚した女性の生活救済や、高齢女性の低所得を改善するため、
年金制度の改革が始まりました。
 
このようにすると伝わりやすい内容になります。

今のWEBのSEOライティングにも役立つ

この本は2013年に出版された本です。
 
5年前の本ですがポイントを抑えており
 
今のWEBのSEOライティングでも通用する内容だと思います。
 
例えば
 
ステップ4 より具体的に書く
 
 
は 具体的検索ユーザーが知りたい情報を書くことでSEO対策用のキーワードが盛り込めたり
 
 
 
ステップ2 同じ言葉は省く
 
01 同じ言葉の重複を省く
02 同じ意味の言葉の重複も省く
03「こと」「もの」 の重複を解消する
04「の」の連用は2回まで
05漢字、ひらがな、カタカナの連続に注意
column2 書く前に考えよう 目的は何か?
 
は 今のダラダラと長いSEO対策の長文の文章をすっきりさせることにも通じる
 
 
ステップ7 書いた文章を読み返す
 
 
は WEBにUPした文章をよりよくリライトすることで文章の質が上げていくSEO対策にも通ずるものがあります。

書くスキルUPすぐできる!伝わる文章の書き方 確実に文章力がつくのまとめ

この種の本は 国語の勉強的な本が多い中、
 
普段自分が書いている文章をよりスマートみせたり、
 
ついつい使ってしまう
 
伝わりにくい文章構造を
 
伝わりやすい文章構造に改善する方法が
 
コンパクトにのっていて非常に実用的な本です。
 
 
SEO向けのWEBライティングも書いている人のとっても
 
有益な内容でした。
 
伝わりやすい文章の書き方というものは
 
5年前の本でも基本変わらないものだなぁと思いました。
 
 
読みやすいのでぜひ文章を書くことを生業にしている人以外でも
 
メールや企画書 プレゼン資料 議事録 ブログ 報告書
 
などにも活かせるので読んでみてはどうでしょうか。