今日もゲオ日和(びより)

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映画『三度目の殺人』 の感想・ネタばれ レビュー

 

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3度目の殺人

 

お久しぶりです ゲオtkです。
 
本のレビューばかりだったので
 
しばらく映画のレビューをしていませんでした。
 
久々にゲオのレンタルDVDではなく、
 
映画館に映画を見に行ったのでレビューしますね。
 
福山雅治主演の3度目の殺人という映画です。
 
この映画を知ったのは
 
以前、関ケ原という映画を見に行った時に
 
映画が始まる前の宣伝プロモーションいわゆる予告編
 
で3度目の殺人が流れていたので知りました。
 
予告編ムービーを埋め込んでおきますね。
監督が『そして父になる』と同じ監督らしく
 
面白そうだなぁと思い、

geowork.hatenablog.com

 上記で募集して来てくださった


映画仲間と見に行きました。
 

3度目の殺人の解説

 

「そして父になる」の是枝裕和監督と福山雅治が再タッグを組み、
 
是枝監督のオリジナル脚本で描いた法廷心理ドラマ。
 
勝つことにこだわる弁護士・重盛は、
 
殺人の前科がある男・三隅の弁護を仕方なく担当することに。
 
解雇された工場の社長を殺害して死体に火をつけた容疑で起訴されている三隅は犯行を自供しており、
 
このままだと死刑は免れない。
 
しかし三隅の動機はいまいち釈然とせず、
 
重盛は面会を重ねるたびに、
 
本当に彼が殺したのか確信が持てなくなっていく。
 
是枝監督作には初参加となる役所広司が殺人犯・三隅役で福山と初共演を果たし、
 
「海街diary」の広瀬すずが物語の鍵を握る被害者の娘役を演じる。

 

引用:三度目の殺人 : 作品情報 - 映画.com



3度目の殺人の主な登場人物

弁護士役 重盛(福山雅治)

3度の殺人を犯した三隅(役所広司)の弁護をする弁護士として
 
福山雅治扮する重盛が担当する。
 
重盛はやりての弁護士で父親は元裁判所の裁判官を務めていた。
 
離婚していて高校生の娘がいる。

犯人役 三隅(役所広司)

 

過去に2度犯罪を起こし(具体的にどんな犯罪を犯したか詳細には語られていない)
 
3度目に解雇された工場の社長を殺害し、
 
死体に火をつけた容疑で起訴される。
 
このままだと死刑を免れないなか
 
国選弁護人として任命された重盛(福山雅治)とやりとりをする

被害者 殺された社長の娘役 (広瀬すず)

 
殺された社長の娘役を広瀬すずが演じる。
 
足が悪く足を引きづって歩いている。
 
生まれつき足が悪いのだが
 
何故か周りの友達には工場から落ちたと嘘をついている。
 
この事件のカギを握る。

事件の鍵を握るのは殺した動機

 

この映画のポイントとなるのは殺した動機である。
 
殺したの初めは憎かったから殺したといえば
 
話しているうちに
 
実は奥さんから保険金を貰って殺しを依頼されたと週刊誌に暴露したりする。
 
本当にそうなのか重盛(福山雅治)は三隅(役所広司)と話しているうちに
 
あまりにコロコロ意見を変えるためわからなくなっていく。
 
重盛(福山雅治)が調査していくうちに
 
殺された社長の娘(広瀬すず)と三隅(役所広司)が
 
雪合戦をしている写真を見つける。
 
三隅(役所広司)と社長の娘(広瀬すず)は仲が良かったらしい。

社長の奥さんから謝礼を貰って保険金目当ての殺人は嘘だった

 
話が進んでいくと社長の奥さん(斉藤由貴)から50万円突然謎の振り込みがあったので
 
保険金殺人ではないかと三隅(役所広司)が週刊誌に喋る。
 
しかし、そのお金は、殺された社長がしていた
 
食品偽装の犯罪を行っていることへの謝礼だったことがわかる。

殺した理由は仲が良かった社長の娘(広瀬すず)の為の報復だった?

 
 
のちに殺された社長の娘(広瀬すず)を調査していくと
 
父親である社長から性的虐待を受けていたことを社長の娘(広瀬すず)から
 
重盛(福山雅治)は打ち明けられる。
 
三隅(役所広司)と仲が良かった社長の娘(広瀬すず)
 
は社長に性的虐待されていたことを打ち明けられ
 
社長の娘(広瀬すず)の代わりに報復として父親である社長を殺害したのかも
 
という話がでてくる。
 
これを社長の娘(広瀬すず)が法廷で証言するといいだす。

裁判の結果は覆ることはなかった。

 

三隅(役所広司)に社長の娘(広瀬すず)が法廷で証言する事を言うと
 
そんなことはないと否定をし、
 
「本当は殺しなんかやってなかったんですよ。」
 
とまたしても意見を変えてしまう。
 
三隅(役所広司)は重盛(福山雅治)にその方向で裁判をしたいといい
 
重盛(福山雅治)はそれを受け入れてしまうことで
 
社長の娘(広瀬すず)の証言することもなくなってしまった。
 
結果、裁判は 三隅(役所広司)が殺したことで死刑になってしまいます。

感想

 

映画の冒頭で三隅(役所広司)が解雇された社長を殺して
 
遺体に火をつけるシーンがでてきます。
 
しかし途中で
 
娘(広瀬すず)が社長を殺すシーンのようなものが出てきます。
 
鈍器で殴って社長の娘(広瀬すず)の顔には返り血が飛んでいるシーンで
 
遺体に火をつけているようなシーンです。
 
ですので
 
実際は社長の娘(広瀬すず)が殺したのか
 
三隅(役所広司)が殺したのか
 
どっちかわからずじまいです。
 
 
社長の娘(広瀬すず)が法廷で証言することをきいたら
 
三隅(役所広司)がやっていないと言い出したのは
 
法廷での発言で傷つく可能性がある社長の娘(広瀬すず)を
 
庇うための行動のようにも思えます。
 
 
実際殺したのはどっちなんだろうという疑問が残ったまま終わりました。
 
僕としては
 
裁判の判決が覆って気持ちの良い終わり方をすると思っていましたが
 
覆ることはなくなんともいえない気持ちになりました。
 
殺された社長に食品偽装の仕事をさせられていたこと
 
 
社長の娘(広瀬すず)が性的虐待を受けていたこと
 
等が公にはならなかったのが
 
なんとも悔しい気持ちです。
 
ちょっと暗い話(暗いといえば暗いのですが)で
 
そんなに期待はしていなかったのですが
 
いつのまにか のめりこんでしまいました。
 
映画館でみたからゲオでレンタルするより
 
イメージが鮮明に残ったからこれだけ
 
文章が書けたのかもしれないですね。
 
次も映画館に行く予定なので
 
映画の事もまた記事にしたいと思います。