映画『キング・オブ・エジプト』レビュー ネタばれあり 感想
ゲオの新作でエジプトの冒険モノ?
っぽいものがあって面白そうだったので
レンタルしてきました。
見どころ:『ノウイング』などのアレックス・プロヤス監督がメガホンを取り、
古代エジプトの王座をめぐる壮絶なバトルを描く冒険アクション。
神と人間が共に存在する世界で、王座獲得の命運を左右する“神の眼”を盗み出そうとする泥棒の奮闘を映し出す。
『ギヴァー 記憶を注ぐ者』
などのブレントン・スウェイツが泥棒を熱演し、
ジェラルド・バトラーやジェフリー・ラッシュらが出演。
予測不能の展開に胸が高鳴る。
あらすじ:人間と神が共存していた古代エジプトで、
人々は天空の神ホルス(ニコライ・コスター=ワルドー)から王座を奪った砂漠の神セト(ジェラルド・バトラー)の圧政に悩まされていた。
そんな中、
良心ある神々は、
暴君セトに反逆を試みる。
ある日、
セトの神殿の宝物庫に侵入した盗賊ベック(ブレントン・スウェイツ)は、キラキラと光る球体を奪うが……。
引用元URL
www.cinematoday.jp
話のメインは、
人間と神が共存して生活していた世界。
盗みが得意な人間と戦いに敗れた神が
人間は愛する彼女の為、
神は王座を取り戻す為、
ともに手を結んで邪悪な思想の神を倒すために冒険するストーリーです。
舞台はエジプト。
盗みが得意な盗賊べックは彼女の為にドレスを盗みます。
彼女の名前はザヤ。
神を信じていて信心深い純粋な女の子です。
一方、べックは信仰心が全くありません。
この男がエジプトの王として君臨する予定のホルス。
見た目は人間ですが空を飛べたり、
変身できたりしてすごい力をもっています。
新たに王になる予定でした。
しかし、
↑の兄のセトが反旗を翻し、
王座を奪われてしまいます。
戦いの最中
ホルスは兄のセトに目を奪われてしまいます。
他の神々も立ち向かいましたが、
セトには叶いませんでした。
人間は悲惨でみんな奴隷にされてしまいました。
ホルス王の下では
来世に行くにはこの世の行いによっていけるか決まるといっていたのに、
セト王になってからは、
来世に行くにはお金が必要になってしまいました。
ですので、
お金がない奴隷にされた民衆は来世に行くお金を稼げずに苦しんでいました。
盗賊のべックは奴隷になったザヤを探しだし計画を練っていました。
ザヤは建築士の元で働かされ、
べックはそれを発見して会いにいっていました。
このセトの圧政を何とかしようとザヤは考えていました。
それは目を取られてしまったホルスを助け出すことでした。
ザヤは建築士の資料室からホルスの目が隠されている設計図をべックに渡し、
取り返しに行く計画を2人で立てます。
べックは、
地図を頼りにホルスの目が隠されている場所に忍び込みます。
罠が発動して命を落としそうになるが
ホルスの目を手に入れます。(片目ですが)
目を手に入れザヤを連れ出して馬車で逃げます。
しかし、
建築士に弓でザヤの胸を射抜かれてしまいます。
そして
べックの腕の中で死んでしまいます。
悲しすぎますね。。。
何とかしようと
ホルスの居る居場所に行きます。
べックは、
目を返す代わりにザヤを生き返らせろと条件を突きつけ
ホルスに目を返します。
その後、もう片方の目はどこだと、ホルスに言い寄られます。
ピラミッドにあるといわれ、入り方は図面を見たから案内できるとベッグはいいます。
ザヤを取り戻せたら案内するとベッグはホルスにいいます。
王に返り咲くことができたら、
救うことができるといいます。
その頃、セトは反逆者を倒すのだと、兵士たちの前で命令します。
反逆して、王座に返り咲こうとするホルスのたくらみがバレテいるようですね。
砂漠の神を倒すには太陽神ラーである祖父の助けを借りなければと
ホルスは太陽神ラーに祈りを捧げます。
すると翼がある姿に変身が出来、
ラーのいる場所にべックを連れていきます。
ラーと話をしたら水を汲んで帰ります。
この水が何なのかはわかりませんが。
地上に戻ったべックとホルスはセトの刺客の蛇に乗ったハンターに襲われます。
今の力じゃ倒せないととりあえずべックとホルスは逃げます。
ここで作戦を練ります。
ベッグがおとりになっている間ホルスが攻撃する作戦です。
1度目は蛇を刺すことに成功しますがまだ生きています。
今度こそということでホルスが蛇に乗って操縦者を倒します。
操縦者の女を見事蛇毎崖から落とすことに成功!
次は2匹目の蛇といったところに
かつてホルスが愛した愛の女神が登場!
自分の体を温めなさいと命令すると、
自分の体を炎で燃やしてしまい、女も悲鳴を上げて即死。
それから、セトのパワーの源であるピラミッドを目指すのですが
スフィンクスが番をしているのでスフィンクスの謎を解かなければいけません。
そこで、知恵の神様の元に向かい、同行してもらうことに。
初めは嫌だといったが、
ベッグが知恵の神様の虚栄心をくすぐり、
同行することに。
知恵の神様を連れてスフィンクスの問い
「生きとし、生けるものが信じる者のは何だ」
に
「秩序」
と答える。
これで正解と思ったはずだが
はずれだと言われ殺されそうになる。
そこでベッグが人間の気持ちを考えて!
とアドバイスを言うと
答えは
「明日」となり
答えるとスフィンクスは
粉々に散ってしまいます。
ホルスは太陽神ラーの元で救った水をセトのパワーの源にたらそうとすると
なんとセトの仕掛けた罠に掛けられてしまいます。
その間に隙を見て今度はべックが水を垂らそうとすると、
セトに
ホルスが
本当に死んだ人間ザヤを
生き返らせられると思っているのか?
といわれ動揺している間に水を入れた瓶をセトに奪われ、
踏みつぶされてしまう。
その後、ピラミッドが崩壊をはじめる。
ホルスは馬鹿力を出し、罠を脱出して、ピラミッドからも脱出する。
そのあと、べックはホルスに騙されていたことを知り、
セトに文句をいいます。
愛の女王は責任を感じて命と引き換えに自分の財産の腕輪をベッグに渡します。
そして、
黄泉の国にいる財産のないザヤに腕輪を渡しに行きます。
しかし、セトのせいで来世の扉が閉じられてしまい、
世界は混沌に向かいます。
ザヤにはホルスだけが望みだといわれ、
また、死後の魂の引き渡しをするアヌビス神にも
天空の神しかなんとか出来ないから
急いでくれと言われ、
ホルスとともにセトを倒しに向かう。
ホルス対セトの最後の決着を付ける為に戦います。
激闘の末、ホルスはセトを倒します。
また、セトから槍を奪い返したのでそれを太陽神ラーに返すと
悪魔を倒し、混沌が治まり、来世の道がまた開かれます。
しかし、ついにはべックも死んでしまいます。
そこに太陽神ラーが現れて
「借りを作ったのははじめてた。」
望みを言うが良いといわれます。
そこで
ザヤとベッグの復活を頼むと生き返らせてもらえます。
再びホルスが王に返り咲き、
死後の世界は金ではなく
善き行いと寛容さで測ることにする
重要なのは今の人生を
どう生きるかだ
と言い残しエンディングを迎えます。
感想
神と人間が共存するという世界。
面白い設定です。
神が人間に対してやたら偉そうだったりしますが、
なんだかんだ言ってべックを所々で
助けてくれたりして
ホルスはいい奴でしたね。
それに対して
セトは民を奴隷にしたり、
来世に行くには財宝が必要にしてしまうとか
悪の限りを尽くしますが。
べックとザヤは
2人とも死んでしまって悲しいラストと思いきや
太陽神ラーに復活させてもらえて
ハッピーエンドで良かったです。
★だとすると
4ぐらいですかね。
面白い作品だと思います。